ワキの下には、エクリン汗腺、アポクリン汗腺、皮脂腺の3種類があり、それぞれ違った働きをしています。ワキガの臭いは単に汗が原因なのではなく、分泌液や皮膚の雑菌などと混ざり合って起こります。エクリン汗腺は全身に分布しており、この汗腺から出る汗に臭いはありません。アポクリン汗腺は、ワキの下や陰部、外耳道などの限られた場所にしか存在しませんが、ここから出る汗には脂質、鉄分、タンパク質、アンモニアなどが含まれており、独特の臭いがあります。そして皮脂腺からは脂肪分が分泌されています。この脂肪分を含んだ分泌液とアポクリン汗が混ざり、ワキの下の雑菌に分解され、低脂肪酸やアンモニアとなって独特のワキガ臭を発するのです。汗の量が多いと臭いも広がりやすく、人に不快感を与えることが悩みです。
こういった症状に有効なフェイスリフトは、ボトックス注射です。ボトックス注射を行うことによって発汗に関与する神経の働きが弱くなり、半年程度発汗を抑えることができますので、結果的に、ワキガの臭いも抑える作用があります。注射をするだけのフェイスリフトなので、汗腺そのものを除去する手術に比べて手軽なのが特徴です。効果の持続期間には個人差がありますが、定期的にフェイスリフトを続けていく必要があります。
